区分所有者が住戸を賃貸する場合の法律関係です。賃借人(占有者)は区分所有者と同一の義務を負い、土地工作物責任では過失がなければ免責されるため、イとウが不適切です。
令和6年度 管理業務主任者 学科 問25
法令基準日: 2024-04-01(この日の制度で解答)
区分所有者が、その所有する住戸を賃貸している場合に関する次の記述のうち、民法及び区分所有法によれば、不適切なものの組合せはどれか。
ア 賃貸借契約において、管理費の支払は賃借人が行う旨の合意があった場合でも、賃貸人である区分所有者が管理費の支払義務を負う。
イ 賃借人は、建物の使用方法に関して、区分所有者が集会の決議に基づいて負う義務と同一の義務を負うものではない。
ウ 賃借人は、住戸の設置又は保存に瑕疵があることによって、他人に損害が発生した場合には、その賃借人の免責事由の有無にかかわらず、損害賠償責任を負う。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
各選択肢の解説
- 1
ア・イ
「ア・イ」は誤り。記述アは区分所有者の管理費負担を正しく述べています。不適切なのは賃借人の使用義務を否定するイと、占有者の免責を否定するウです。
- 2
ア・ウ
「ア・ウ」は誤り。記述アは適切で、イも不適切です。民法717条では占有者が損害防止に必要な注意をしたときの免責を認めます。
- 3
イ・ウ
正しい。不適切なのはイとウです。占有者は建物使用に関する義務を負い、工作物責任も必要な注意をした場合の免責があり得ます。
- 4
ア・イ・ウ
「ア・イ・ウ」は誤り。管理組合に対する管理費支払義務は賃貸人である区分所有者が負うので、記述アは適切です。
分野「区分所有法」の学習ポイント
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- 何が問われるか
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- 関連キーワード
- 賃貸借占有者の義務工作物責任
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