別冊No.2では、II・III・aVF誘導を中心に、QRSの間にも規則的な鋸歯状の波が続いています。
令和7年度 臨床検査技師 午前 問17
標準12 誘導心電図(別冊No. 2)を別に示す。
所見はどれか。
選択肢
解説
結論 → 詳細 の 2 層構成
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解説
結論 → 詳細 の 2 層構成
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これは心房粗動の粗動波(F波)です。QRSが保たれており、心室細動のような無秩序な波形ではありません。選択肢2が正答です。
各選択肢の解説
- 1
心房細動
心房細動では一定したP波がなく、心房の細動波と不規則なRR間隔が基本所見です。本図の規則的に繰り返す鋸歯状の粗動波を説明する診断としては適切ではありません。
- 2
心房粗動
正しい。心房粗動では規則的な心房興奮によるF波を認め、典型例ではII・III・aVF誘導で鋸歯状にみえます。本図はこの形態を示します。
- 3
上室頻拍
この選択肢で想定される発作性上室頻拍では、一般に規則的な狭いQRSの頻拍が主体です。本図では心室の頻拍だけでなく、QRSの間に続く鋸歯状のF波が決め手であり、具体的な診断は心房粗動です。心房粗動も広い意味では上室性の不整脈に含まれます。
- 4
心室細動
心室細動は心室の興奮が無秩序となり、規則的なQRSを識別できません。本図では明瞭なQRSと規則的な心房波があり、心室細動ではありません。
- 5
心室頻拍
心室頻拍では通常、幅の広いQRSによる頻拍がみられます。本図の主要所見は鋸歯状の心房粗動波であり、心室頻拍の波形とは異なります。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省「第71回臨床検査技師国家試験」午前 問17(問題・正答・別冊図版)。解説は独自作成です。
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