誤っているのは3です。
令和7年度 臨床検査技師 午前 問29
無機質の動態で誤っているのはどれか。
選択肢
解説
結論 → 詳細 の 2 層構成
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代謝性アルカローシスでは一般に低カリウム血症を伴いやすく、高カリウム血症を典型的な変化とする記述は逆です。他の肢は腎排泄や副甲状腺ホルモン、アルドステロンの作用によって説明できます。
各選択肢の解説
- 1
腎不全により高マグネシウム血症をきたす。
腎不全ではマグネシウムの排泄が低下するため、高マグネシウム血症をきたし得ます。摂取量や腎機能の程度にも影響されるので、全例で上昇するとの意味ではありません。
- 2
副甲状腺機能低下症により高無機リン血症をきたす。
副甲状腺ホルモンには腎でのリン再吸収を抑える作用があります。その作用が低下する副甲状腺機能低下症ではリン排泄が減り、高無機リン血症をきたします。
- 3
代謝性アルカローシスにより高カリウム血症をきたす。
誤っている選択肢です。代謝性アルカローシスではカリウムの細胞内移動や腎からの喪失などにより、低カリウム血症を伴いやすくなります。
- 4
異所性PTH 産生腫瘍により高カルシウム血症をきたす。
異所性に産生されたPTHが生物活性をもつ場合は、骨や腎への作用によって高カルシウム血症をきたし得ます。腫瘍によるPTH産生とPTHrP産生は区別します。
- 5
原発性アルドステロン症により高ナトリウム血症をきたす。
原発性アルドステロン症では腎でのナトリウム再吸収が促進され、高ナトリウム血症をきたすことがあります。ただし血清ナトリウムは正常範囲のことも多く、必ず上昇するわけではありません。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省「第71回臨床検査技師国家試験」午前 問29(問題・正答)。解説は独自作成です。
制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。
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