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臨床検査技師令和8年度午前問 62

令和8年度 臨床検査技師 午前 問62

難度標準

骨髄塗抹標本の鉄染色像(別冊No. 11)を別に示す。

考えられる疾患はどれか。

選択肢

解説

結論 → 詳細 の 2 層構成

展開
結論Layer 1

正解は5の骨髄異形成症候群です。

詳細Layer 2
展開

別冊No.11の矢印で示す赤芽球には、核の周囲を取り巻く青色の鉄顆粒がみられ、環状鉄芽球と考えられます。環状鉄芽球は骨髄異形成症候群などで認められ、本問の選択肢では5が適切です。環状鉄芽球だけで骨髄異形成症候群を確定するのではなく、実際の診断では血球減少や他の形態・検査所見も評価します。

各選択肢の解説

1

真性多血症

真性多血症は赤血球系を含む造血の増殖を特徴とする骨髄増殖性腫瘍です。矢印の環状鉄芽球を主要な手掛かりとする本問では、骨髄異形成症候群が適切です。

2

悪性リンパ腫

悪性リンパ腫では腫瘍性リンパ球やリンパ組織の病変が診断の中心です。本図で示されているのは、赤芽球の核周囲に環状に並ぶ鉄顆粒です。

3

多発性骨髄腫

多発性骨髄腫では形質細胞の腫瘍性増殖が中心です。矢印の鉄染色像は環状鉄芽球であり、形質細胞増殖を示す所見ではありません。

4

巨赤芽球性貧血

巨赤芽球性貧血では核と細胞質の成熟のずれなどを示す巨赤芽球性変化が重要です。本問は鉄染色で核周囲の鉄顆粒配列を示しており、環状鉄芽球を手掛かりに5を選びます。

5

骨髄異形成症候群

正しい選択肢です。骨髄異形成症候群の一部では環状鉄芽球を認めます。矢印の赤芽球の核周囲に鉄顆粒が環状に並ぶ像が、本問の診断の手掛かりです。

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解説・公式出典について

解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。

最終更新:

出典:厚生労働省「第72回臨床検査技師国家試験」午前 問62(問題・正答・原図)。解説は独自作成です。

制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。

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