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臨床検査技師令和8年度午前問 66

令和8年度 臨床検査技師 午前 問66

難度標準

血小板凝集能検査所見(別冊No. 13)を別に示す(図中矢印は各アゴニスト添加を表す)。

考えられるのはどれか。

選択肢

解説

結論 → 詳細 の 2 層構成

展開
結論Layer 1

正解は1の血小板無力症です。

詳細Layer 2
展開

別冊No.13ではリストセチンに対する反応が保たれる一方、ADPとコラーゲンによる凝集が著しく低下しています。血小板無力症ではGPIIb/IIIa(αIIbβ3)の量的・質的異常によりフィブリノゲンを介する血小板同士の凝集が障害されます。リストセチンによるvon Willebrand因子とGPIbを介する反応は保たれるため、この組合せが手掛かりです。

各選択肢の解説

1

血小板無力症

正しい選択肢です。血小板無力症の典型はADPやコラーゲンなどへの凝集反応低下と、保たれたリストセチン反応です。本図の3本の曲線がこの組合せを示します。

2

抗血小板薬服用

抗血小板薬の影響は薬剤により異なり、アスピリンなどでは二次凝集や特定の刺激への反応が抑制されます。GPIIb/IIIa阻害薬では類似像が起こり得ますが、服薬歴の示されていない本問の典型的な曲線からは血小板無力症を選びます。

3

Storage pool 病

Storage pool病では血小板顆粒の内容物や放出の異常により、二次凝集が障害されることがあります。本図のようにADPとコラーゲンへの反応がともに著しく低下し、リストセチン反応が保たれる組合せは、血小板無力症の典型です。

4

von Willebrand 病

von Willebrand病はvon Willebrand因子の量的・質的異常です。典型的にはリストセチン反応の低下を考えます。病型による例外はありますが、本図ではリストセチン反応が保たれ、ADPとコラーゲンが低下しています。

5

Bernard-Soulier 症候群

Bernard-Soulier症候群はGPIb-IX-V複合体の異常によりリストセチン反応が障害される疾患です。本図はリストセチン反応が保たれており、その典型とは逆です。

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解説・公式出典について

解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。

最終更新:

出典:厚生労働省「第72回臨床検査技師国家試験」午前 問66(問題・正答・原図)。解説は独自作成です。

制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。

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