正解は(3)。
令和7年度 関西広域連合 登録販売者 学科 問17
薬害の訴訟と、その対応として講じられた措置との関係の正誤について、正しい組合せを選べ。
(薬害の訴訟 ― その対応として講じられた措置)
a スモン訴訟 ― 医薬品副作用被害救済制度の創設
b HIV訴訟 ― 献血時の問診の充実
c CJD訴訟 ― 生物由来製品による感染等被害救済制度の創設
d C型肝炎訴訟 ― 製薬企業に対して感染症報告の義務化
HIV:ヒト免疫不全ウイルス
CJD:クロイツフェルト・ヤコブ病
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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各薬害訴訟を契機に講じられた制度・措置の対応関係を問う。製薬企業への感染症報告の義務づけはHIV訴訟を契機とする1996年の改正薬事法によるもので、C型肝炎訴訟の対応ではない。a〜cが正しく、dが誤り。
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- a(正):サリドマイド訴訟、スモン訴訟を契機として、1979年に医薬品の副作用による健康被害の迅速な救済を図るため、医薬品副作用被害救済制度が創設された。対応関係は正しい。
- b(正):HIV訴訟を踏まえた再発防止策として、血液製剤の安全確保対策のために検査や献血時の問診の充実が図られた。あわせて薬事行政組織の再編、情報公開の推進、健康危機管理体制の確立等もなされた。
- c(正):CJD訴訟の和解に際し、国は生物由来の医薬品等による被害救済制度の早期創設を誓約し、2002年の薬事法改正に伴い、医薬品医療機器総合機構による生物由来製品による感染等被害救済制度が創設された。
- d(誤):製薬企業に対し副作用報告に加えて感染症報告を義務づけたのは、HIV訴訟を踏まえて1996年に成立した改正薬事法である。C型肝炎訴訟では給付金支給の特別措置法の制定や医薬品等行政評価・監視委員会の設置がなされた。
各選択肢の解説
- (1)
a正 b正 c誤 d正
誤った組合せ。cを「誤」としているが、cは正しい:CJD訴訟の和解に際し、国は生物由来の医薬品等による被害救済制度の早期創設を誓約し、2002年の薬事法改正に伴い、医薬品医療機器総合機構による生物由来製品による感染等被害救済制度が創設された。dを「正」としているが、dは誤り:製薬企業に対し副作用報告に加えて感染症報告を義務づけたのは、HIV訴訟を踏まえて1996年に成立した改正薬事法である。C型肝炎訴訟では給付金支給の特別措置法の制定や医薬品等行政評価・監視委員会の設置がなされた。
- (2)
a誤 b誤 c正 d誤
誤った組合せ。aを「誤」としているが、aは正しい:サリドマイド訴訟、スモン訴訟を契機として、1979年に医薬品の副作用による健康被害の迅速な救済を図るため、医薬品副作用被害救済制度が創設された。対応関係は正しい。bを「誤」としているが、bは正しい:HIV訴訟を踏まえた再発防止策として、血液製剤の安全確保対策のために検査や献血時の問診の充実が図られた。あわせて薬事行政組織の再編、情報公開の推進、健康危機管理体制の確立等もなされた。
- (3)
a正 b正 c正 d誤
正しい組合せ。a正・b正・c正・d誤の判定がすべて一致する。dは誤り:製薬企業に対し副作用報告に加えて感染症報告を義務づけたのは、HIV訴訟を踏まえて1996年に成立した改正薬事法である。C型肝炎訴訟では給付金支給の特別措置法の制定や医薬品等行政評価・監視委員会の設置がなされた。
- (4)
a正 b誤 c正 d誤
誤った組合せ。bを「誤」としているが、bは正しい:HIV訴訟を踏まえた再発防止策として、血液製剤の安全確保対策のために検査や献血時の問診の充実が図られた。あわせて薬事行政組織の再編、情報公開の推進、健康危機管理体制の確立等もなされた。
- (5)
a誤 b正 c誤 d正
誤った組合せ。aを「誤」としているが、aは正しい:サリドマイド訴訟、スモン訴訟を契機として、1979年に医薬品の副作用による健康被害の迅速な救済を図るため、医薬品副作用被害救済制度が創設された。対応関係は正しい。cを「誤」としているが、cは正しい:CJD訴訟の和解に際し、国は生物由来の医薬品等による被害救済制度の早期創設を誓約し、2002年の薬事法改正に伴い、医薬品医療機器総合機構による生物由来製品による感染等被害救済制度が創設された。dを「正」としているが、dは誤り:製薬企業に対し副作用報告に加えて感染症報告を義務づけたのは、HIV訴訟を踏まえて1996年に成立した改正薬事法である。C型肝炎訴訟では給付金支給の特別措置法の制定や医薬品等行政評価・監視委員会の設置がなされた。
分野「医薬品に共通する特性と基本的な知識」の学習ポイント
この問題の理解を「分野全体の力」に広げるための足がかり
- 何が問われるか
- 本問の分野で問われる代表的な知識・用語の整理。
- 学習の進め方
- 正解/誤答の選択肢ごとに「なぜ正しい / なぜ違うのか」を1行ずつ言語化すると定着する。
- 関連キーワード
- 薬害訴訟と講じられた措置
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