貸金業法第21条第1項は、正当な理由なく勤務先など居宅以外の場所を訪問することを禁止しています。
令和7年度 貸金業務取扱主任者 学科 問23
法令基準日: 2025-11-16(この日の制度で解答)
貸金業法第21 条(取立て行為の規制)に関する次の①~④の記述のうち、その内容が適切でないものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。
選択肢
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さらに、禁止された言動(一部を除く)をする旨を債務者等に告げること自体も取立て行為の規制に違反するとしています。そのため「勤務先を訪問する旨を告げても違反に当たらない」とする③は不適切です。①②④は監督指針の例示に沿っており適切です。
各選択肢の解説
- (1)
貸金業を営む者又は貸金業を営む者の貸付けの契約に基づく債権の取立てについて貸金業を営む者その他の者から委託を受けた者(以下、本問において「貸金業を営む者等」という。)は、貸付けの契約に基づく債権の取立てをするに当たって、正当な理由がないのに、午後9時から午前8時までの間に、債務者等に電話をかけ、もしくはファクシミリ装置を用いて送信し、又は債務者等の居宅を訪問してはならないが、貸金業者向けの総合的な監督指針(以下、本問において「監督指針」という。)によれば、例えば、債務者等と連絡をとるための合理的方法が他にない場合は、正当な理由に該当する可能性が高いとされている。
適切。午後9時から午前8時までの電話・ファクシミリ送信・居宅訪問は、正当な理由がなければ禁止されます。監督指針は、正当な理由に該当する可能性が高い例として「債務者等の自発的な承諾がある場合」とともに「債務者等と連絡をとるための合理的方法が他にない場合」を挙げています。
- (2)
貸金業を営む者等は、貸付けの契約に基づく債権の取立てをするに当たって、債務者等が弁済し、又は連絡し、もしくは連絡を受ける時期を申し出た場合において、その申出が社会通念に照らし相当であると認められないことその他の正当な理由がないのに、午前8時から午後9時までの間に、債務者等に電話をかけ、もしくはファクシミリ装置を用いて送信し、又は債務者等の居宅を訪問してはならないが、監督指針によれば、例えば、直近において債務者等から弁済や連絡に関する申し出が履行されていない場合は、正当な理由に該当する可能性が高いとされている。
適切。債務者等が弁済や連絡の時期を申し出た場合、正当な理由がないのに日中(午前8時~午後9時)でも電話・訪問等をしてはなりません。監督指針は、正当な理由に該当する可能性が高い例として「申出の内容が決済手段や連絡方法として不適切な場合」「直近において債務者等から弁済や連絡に関する申出が履行されていない場合」などを挙げています。
- (3)
貸金業を営む者等は、貸付けの契約に基づく債権の取立てをするに当たって、正当な理由がないのに、債務者等の勤務先その他の居宅以外の場所を訪問してはならないが、監督指針によれば、例えば、債権の取立てをするに当たって勤務先を訪問する旨を告げたとしても、そのことをもって違反行為に該当するものではないとされている。
不適切。正当な理由なく勤務先など居宅以外の場所を訪問することは禁止されています。加えて、禁止された言動(一部を除く)をすることを債務者等に告げること自体も違反とされています。監督指針も、勤務先を訪問する旨を告げることは違反行為に当たり得るという立場です。「告げても違反に該当しない」としている点が誤りです。
- (4)
貸金業を営む者等は、貸付けの契約に基づく債権の取立てをするに当たって、貼り紙、立看板その他何らの方法をもってするを問わず、債務者の借入れに関する事実その他債務者等の私生活に関する事実を債務者等以外の者に明らかにしてはならないが、監督指針によれば、例えば、債務者等から家族に知られないように要請を受けている場合以外においては、債務者等の自宅に電話をかけ家族がこれを受けた場合に貸金業者であることを名乗り、郵送物の送付に当たり差出人として貸金業者であることを示したとしても、直ちに違反行為に該当するものではないとされている。
適切。債務者の借入れの事実などを債務者等以外の者に明らかにすることは禁止されています。ただし監督指針は、債務者等から家族に知られないよう要請を受けている場合を除き、自宅への電話を家族が受けたときに貸金業者であることを名乗ることや、郵送物の差出人として貸金業者であることを示すことは、直ちに違反行為には該当しないとしています。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:一般社団法人日本貸金業協会 令和7年度(第20回)貸金業務取扱主任者資格試験問題(問題・正答)問23。解説は過去問AIの独自作成で、日本貸金業協会とは関係ありません。
制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。
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