利息制限法上、債権者が受け取る元本以外の金銭は、名目を問わず原則として利息とみなされます。
令和7年度 貸金業務取扱主任者 学科 問27
法令基準日: 2025-11-16(この日の制度で解答)
みなし利息に関する次の①~④の記述のうち、利息制限法上、その内容が適切でないものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。
選択肢
解説
結論 → 詳細 の 2 層構成
展開閉じる
解説
結論 → 詳細 の 2 層構成
詳細Layer 2展開閉じる
例外は契約締結・債務弁済の費用のうち、公租公課、一定額以下のATM利用料、債務者の要請による書面の再発行費用、債務者の要請による再度の口座振替手続費用などに限られます。約定の弁済期に行う通常の口座振替の手続費用はこの例外に当たらず、利息とみなされます。したがって①が不適切です。
各選択肢の解説
- (1)
貸金業者は、顧客との間で締結した営業的金銭消費貸借契約において、当該契約で約定された弁済期における口座振替の方法による弁済に係る口座振替手続に要する費用(消費税額等相当額を含むものとする。)を当該顧客から受領した。この場合、当該費用は、利息とみなされない。
不適切。口座振替の費用のうち利息とみなされないのは、債務者の要請により行う「再度の」口座振替手続に要する費用に限られます。約定の弁済期における通常の口座振替手続の費用は例外に当たらないため、利息とみなされます。
- (2)
貸金業者は、顧客との間で締結した営業的金銭消費貸借契約において、貸金業法第17 条(契約締結時の書面の交付)第1項に規定する書面を交付し、当該交付に要する費用(消費税額等相当額を含むものとする。)を当該顧客から受領した。この場合、当該費用は、利息とみなされる。
適切。契約締結時の書面(貸金業法第17条の書面)は法令で交付が義務づけられた書面です。当初の交付費用を顧客から受け取れば利息とみなされます。利息とみなされないのは、債務者の要請に応じて再発行する場合などの費用に限られます。
- (3)
貸金業者は、顧客との間で締結した営業的金銭消費貸借契約において、金銭の貸付け及び弁済に用いるため当該契約締結時に当該顧客に交付したカードの発行費用(消費税額等相当額を含むものとする。)を当該顧客から受領した。この場合、当該費用は、利息とみなされる。
適切。貸付け・弁済に使うカードを契約締結時に発行する費用は、みなし利息の例外に当たらず、利息とみなされます。カードの紛失などにより、債務者の要請で再発行する場合の費用であれば、利息とみなされません。
- (4)
貸金業者は、顧客との間で締結した営業的金銭消費貸借契約において、顧客が金銭の受領又は弁済のために利用する現金自動支払機その他の機械の利用料として、10,000 円の弁済を受領する際に110 円(消費税額等相当額を含むものとする。)を当該顧客から受領した。この場合、当該利用料は、利息とみなされない。
適切。ATMなどの利用料は、1回の受領・弁済の金額が1万円以下なら110円、1万円を超えるなら220円(いずれも消費税額等相当額を含む)までであれば利息とみなされません。10,000円の弁済で110円は範囲内なので、利息とみなされません。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:一般社団法人日本貸金業協会 令和7年度(第20回)貸金業務取扱主任者資格試験問題(問題・正答)問27。解説は過去問AIの独自作成で、日本貸金業協会とは関係ありません。
制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。
この問題を AI と深掘りする
用語解説・選択肢分析・類題生成をその場で対話。クイズモードでは解答→解説がゼロ遷移。
関連する問題
法及び関係法令に関すること の他の問題
- 貸金業務取扱主任者令和7年度 学科 問1貸金業法上の用語の定義等に関する次のa~dの記述のうち、その内容が適切なものの個数を①~④の中から1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。 a 貸金業には、物品の運送を業とする者がその取引に付随して行う金銭の貸付けは含まれない。 b 債務者等には、債務者又は債務者であった…
- 貸金業務取扱主任者令和7年度 学科 問2貸金業の登録に関する次のa~dの記述のうち、その内容が適切なものの組み合わせを①~④の中から1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。 a 貸金業の登録は、2年ごとにその更新を受けなければ、その期間の経過によって、その効力を失う。 b 貸金業者は、貸金業の登録の更新を受けよ…
- 貸金業務取扱主任者令和7年度 学科 問3株式会社であるAが貸金業の登録の申請をした。この場合に関する次のa~dの記述のうち、その内容が適切なものの組み合わせを①~④の中から1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。 a Aの取締役の中に、精神の機能の障害のため貸金業に係る職務を適正に執行するに当たって必要な認知、…
- 貸金業務取扱主任者令和7年度 学科 問4貸金業法第8条(変更の届出)に関する次のa~dの記述のうち、その内容が適切なものの組み合わせを①~④の中から1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。 a 貸金業者は、他に行っている事業の種類を変更した場合、その日から2週間以内に、その旨をその登録をした内閣総理大臣又は都道…
- 貸金業務取扱主任者令和7年度 学科 問5貸金業者向けの総合的な監督指針において、経営管理等に関し、監督当局による貸金業者の監督に当たっての主な着眼点とされている事項等に関する次のa~dの記述のうち、その内容が適切なものの組み合わせを①~④の中から1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。 a 経営陣は、貸金業務に…
他年度の「法及び関係法令に関すること」問題
貸金業務取扱主任者 の同じ分野を年度をまたいで演習する