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第一級アマチュア無線技士2026年8月試験無線工学問 13

2026年8月試験 第一級アマチュア無線技士 無線工学 問13

難度標準

次の記述は、表に示すスプリアス発射及び不要発射の強度の許容値と、28〔MHz〕帯F1B電波の測定値との関係について述べたものである。□内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、測定方法等は法令等の規定に基づくものとし、表中の基本周波数の平均電力及び基本周波数の尖頭電力の値はそれぞれ500〔W〕とする。また、log₁₀2=0.3とする。

(1) 上記送信設備の、帯域外領域におけるスプリアス発射の強度の測定値が10〔mW〕であった。この場合、当該スプリアス発射の強度の値は、許容値を A 。

(2) 同設備の、スプリアス領域における不要発射の強度の測定値が25〔mW〕であった。この場合、当該不要発射の強度の値は、許容値を B 。

(3) (2)の測定は、送信機を C 状態で動作させて行う。

選択肢

解説

結論 → 詳細 の 2 層構成

展開
結論Layer 1

表の「50〔mW〕以下であり、かつ」は両条件を同時に満たす意味である。

詳細Layer 2
展開

平均電力500〔W〕より40〔dB〕低い値は500×10^(−4)=0.05〔W〕=50〔mW〕。従って帯域外の許容上限は50〔mW〕で、10〔mW〕は超えていない。一方、尖頭電力500〔W〕より50〔dB〕低い値は500×10^(−5)=0.005〔W〕=5〔mW〕。50〔mW〕との小さい方を採るので、スプリアス領域25〔mW〕は許容上限5〔mW〕を超える。無線設備規則別表第三号1(2)では、この28〔MHz〕のアマチュア局の不要発射は変調時の尖頭電力で規定される。(3)は(2)を指すのでC=変調。A=超えていない、B=超えている、C=変調の4を選ぶ。

各選択肢の解説

1

超えている / 超えていない / 変調

誤り。帯域外の上限はmin(50,500×1000×10^(−40/10))=50〔mW〕なので、10〔mW〕は超えておらずAが逆。スプリアス領域の上限はmin(50,500×1000×10^(−50/10))=5〔mW〕なので、25〔mW〕は超えておりBも逆。Cの変調は正しい。

2

超えている / 超えている / 無変調

誤り。10〔mW〕は帯域外の上限50〔mW〕以下なのでAが逆。25〔mW〕がスプリアス領域の上限5〔mW〕を超えるというBは正しい。しかし(3)は(2)の不要発射の測定状態を問うためCは変調であり、無変調は誤り。

3

超えていない / 超えていない / 無変調

誤り。帯域外10〔mW〕は上限50〔mW〕以下でAは正しい。スプリアス領域25〔mW〕は上限5〔mW〕を超えるのでBが逆。(2)の不要発射は変調時に規定されるためCも誤り。

4

超えていない / 超えている / 変調

正しい。帯域外の上限50〔mW〕に対し10〔mW〕は超えていない。スプリアス領域の上限5〔mW〕に対し25〔mW〕は超えている。30〔MHz〕以下のアマチュア局の不要発射は変調時の尖頭電力によるため、(2)の測定状態Cは変調となる。

5

超えていない / 超えている / 無変調

誤り。AとBの判定はそれぞれ10≤50〔mW〕、25>5〔mW〕で正しいが、Cが誤り。無変調時の定義はスプリアス発射の強度の許容値に対応する。(3)が指定する(2)の不要発射は変調時に測定する。

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解説・公式出典について

解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。

最終更新:

出典:公益財団法人日本無線協会

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