一般的なリチウムイオン蓄電池のセル電圧、保護、エネルギー密度、劣化、メモリ効果を比較
2026年8月試験 第一級アマチュア無線技士 無線工学 問16
A-16 次の記述は、リチウムイオン蓄電池の一般的な特徴について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。
1 セル1 個の公称電圧は正極・負極材料等により異なるが、一般に2.0〔V〕より高い。
2 誤使用時や故障時に安全性を確保するため、電池セルの外部の周辺回路に保護機能が実装されている。
3 ニッケル水素蓄電池に比べ、高エネルギー密度である。
4 過充電・過放電すると内部の素材が劣化し性能が著しく低下する。
5 メモリ効果と呼ばれる現象の発生が極めて多い。
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各選択肢の解説
- 1
セル1個の公称電圧は正極・負極材料等により異なるが、一般に2.0〔V〕より高い。
正しい。セル電圧は材料により異なるが、一般的なリチウムイオンセルは2.0 Vを上回る公称電圧を持つ。
- 2
誤使用時や故障時に安全性を確保するため、電池セルの外部の周辺回路に保護機能が実装されている。
正しい。過充電・過放電・過電流などを防ぐ外部保護回路を組み込む設計が一般的である。
- 3
ニッケル水素蓄電池に比べ、高エネルギー密度である。
正しい。比較対象のニッケル水素蓄電池より、一般に質量・体積当たりのエネルギー密度が高い。
- 4
過充電・過放電すると内部の素材が劣化し性能が著しく低下する。
正しい。過充電や過放電は電極・電解液などの劣化を招き、容量・性能・安全性を損なう。
- 5
メモリ効果と呼ばれる現象の発生が極めて多い。
誤り。リチウムイオン電池ではニッケル系二次電池で知られる顕著なメモリ効果は一般的でなく、『極めて多い』は逆である。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:公益財団法人日本無線協会
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