メインコンテンツへスキップ
第一級アマチュア無線技士2026年5月試験無線工学問 15

2026年5月試験 第一級アマチュア無線技士 無線工学 問15

難度標準

(HZ805-4)

A 電流

不要な発射

送信機

送信機用電源

・

図2

図3

出力

入力

入力

出力

同軸ケーブル

引込線

電位差

図1

A-15 次の記述は、無線局からの送信が原因で発生する不要な発射と対策例について述べたものである。 内に入れるべき字句

の正しい組合せを下の番号から選べ。なお、同じ記号の 内には同じ字句が入るものとする。

(1) 図1において、送信機出力が同軸ケーブルによりアンテナに供給されるとき、アンテナ給電部における平衡・不平衡の変

換が不適切であると、給電部に電位差が生じ A 電流が破線のようにループ状に流れる場合がある。 A 電流は同軸

ケーブルの芯線と外皮導体を流れる電流の向きが B であり、同軸ケーブル等から不要な電波を発射するため、周囲に

電波障害を与えることがある。

(2) これを防止するには、アンテナ給電部における確実な平衡・不平衡変換及びインピーダンス整合、同軸ケーブルや給電部

金属の劣化点検、送信機等のアンテナコネクタ部への A フィルタ

の挿入等が有効である。

(3) また、図1の一点鎖線で示すように、 A 電流がロング・ワイヤ・

アンテナを流れる電流のように送信機用電源から引込線へ流出し、不要

な電波を発射することがある。これを防止するには、環状フェライトコ

アに電線を C のように巻いたフィルタを、送信機用電源のAC側

(図1の 位置)に挿入することが効果的である。

A B C

1 コモン・モード 同相 図2

2 コモン・モード 同相 図3

3 コモン・モード 逆相 図3

4 ノーマル・モード 同相 図2

5 ノーマル・モード 逆相 図2

・

選択肢

解説

解説本文

展開
解説Layer 1

図1の外導体外面・大地電流と、図2/3の巻線極性を照合

各選択肢の解説

1

コモン・モード/同相/図2

誤り。図1の同軸外側と大地を戻るAはコモン・モード、二線の電流は同相である。抑止する巻線構成は図3で、図2ではない。

2

コモン・モード/同相/図3

正しい。図1の同軸外導体外面を流れるAはコモン・モード電流で両線同相。図3の巻線なら同相電流による磁束が加算され阻止インピーダンスが大きい。

3

コモン・モード/逆相/図3

誤り。Aと図3は合うが、コモン・モード電流は二線で同相。逆相は通常の差動(ノーマル)電流。

4

ノーマル・モード/同相/図2

誤り。二線同相の点は合うが、それはノーマル・モードでなくコモン・モード。図2でなく図3の巻き方を使う。

5

ノーマル・モード/逆相/図2

誤り。ノーマル・モードは二線の差動電流で、図1の外導体外側と大地の漏れ経路を説明しない。B/Cも本問の同相・図3と違う。

この解説は?
解説・公式出典について

解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。

最終更新:

出典:公益財団法人日本無線協会

制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。

AI コパイロット

この問題を AI と深掘りする

用語解説・選択肢分析・類題生成をその場で対話。クイズモードでは解答→解説がゼロ遷移。

クイズモードで開く

関連する問題

無線工学 の他の問題

他試験の同テーマ問題

トピック「無線工学」を扱う他試験区分の過去問