極度方式基本契約については、次の2つの要件をともに満たすとき、基準額超過極度方式基本契約に当たるかどうかを調査しなければなりません。
令和6年度 貸金業務取扱主任者 学科 問10
法令基準日: 2024-11-17(この日の制度で解答)
株式会社である貸金業者Aが、貸金業法第13 条の3に基づき、個人顧客Bとの間で締結している極度方式基本契約(以下、本問において「本件基本契約」という。)について行う、本件基本契約が基準額超過極度方式基本契約に該当するかどうかの調査(以下、本問において「本件調査」という。)等に関する次の①~④の記述のうち、その内容が適切なものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。なお、Aは、Bとの間で本件基本契約以外の極度方式基本契約を締結していないものとする。
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①所定の期間(1か月ごと)の極度方式貸付けの合計額が5万円を超えること。②その期間の末日の残高の合計額が10万円を超えること。この調査では、所定の期間の末日から3週間を経過する日までに、指定信用情報機関へ個人信用情報の提供を依頼しなければなりません。したがって②が適切です。
各選択肢の解説
- (1)
Aは、本件基本契約の契約期間を本件基本契約の締結日から同日以後1か月以内の一定の期日までの期間及び当該一定の期日の翌日以後1か月ごとの期間に区分したそれぞれの期間(以下、本問において「所定の期間」という。)において、直近の所定の期間内にAが行った本件基本契約に基づく極度方式貸付けの金額の合計額が5万円を超えるときは、当該所定の期間の末日における本件基本契約に基づく極度方式貸付けの残高の合計額の多寡にかかわらず、本件調査を行わなければならない。
ア(①):不適切。月ごとの調査義務が生じるのは、所定の期間内の貸付け合計額が5万円を超え、かつ、その期間の末日の残高合計額が10万円を超える場合です。「残高の多寡にかかわらず」調査が必要とする点が誤りです。
- (2)
Aは、貸金業法施行規則第10 条の24(基準額超過極度方式基本契約に係る調査の要件等)第1項第1号に規定する要件に該当し、本件調査を行う必要がある場合には、所定の期間の末日から3週間を経過する日までに、指定信用情報機関にBの個人信用情報の提供の依頼をしなければならない。
イ(②):適切。月ごとの調査義務がある場合、貸金業者は所定の期間の末日から3週間を経過する日までに、指定信用情報機関に顧客の個人信用情報の提供を依頼しなければなりません。
- (3)
Aは、本件基本契約が基準額超過極度方式基本契約に該当しないようにするため必要な本件基本契約の極度額の減額に係る措置を講じた場合、それ以降、3か月以内の一定の期間ごとに、本件調査を行う必要はない。
ウ(③):不適切。3か月以内の一定期間ごとの調査が不要になるのは、期間の末日の残高が10万円以下の場合や、新たな極度方式貸付けを停止する措置を講じている場合などです。極度額を減額する措置を講じただけでは、3か月ごとの調査義務は免除されません。
- (4)
Aは、本件調査により、本件基本契約が基準額超過極度方式基本契約に該当すると認められたことから、本件基本契約に基づく新たな極度方式貸付けの停止に係る措置を講じていた場合において、当該措置を解除したときは、その日から1か月以内に本件調査を行わなければならない。
エ(④):不適切。新たな極度方式貸付けを停止する措置を解除しようとするときは、解除する前に(あらかじめ)基準額超過極度方式基本契約に当たるかどうかを調査する必要があります。「解除した日から1か月以内」の事後調査とする点が誤りです。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:一般社団法人日本貸金業協会 令和6年度(第19回)貸金業務取扱主任者資格試験問題(問題・正答)問10。解説は過去問AIの独自作成で、日本貸金業協会とは関係ありません。
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