除外契約は、総量規制の計算で個人過剰貸付契約から除かれる契約です。
令和6年度 貸金業務取扱主任者 学科 問9
法令基準日: 2024-11-17(この日の制度で解答)
貸金業法第13 条の2(過剰貸付け等の禁止)第2項に規定する個人過剰貸付契約から除かれる契約として貸金業法施行規則第10 条の21 に定める契約(以下、本問において「除外契約」という。)に関する次のa~dの記述のうち、その内容が適切なものの組み合わせを①~④の中から1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。
a 他の貸金業者からの住宅の改良に必要な資金の貸付けが行われるまでのつなぎとして行う貸付けに係る契約は、除外契約に該当しない。
b 国債証券、地方債証券、株券で金融商品取引所に上場されているもの(以下、本問において「本件有価証券」という。)を担保とする貸付けに係る契約であって、貸付けの金額が当該貸付けに係る契約の締結時における本件有価証券の時価の範囲内であるものは、除外契約に該当する。
c 個人顧客との間で締結する不動産を担保とする貸付けに係る契約であって、当該不動産を担保として提供する者が当該個人顧客でないものは、当該個人顧客の返済能力を超えないと認められるものであっても、除外契約に該当しない。
d 売却を予定している個人顧客の不動産の売却代金により弁済される貸付けに係る契約であって、当該個人顧客の返済能力を超えないと認められるもの(貸付けの金額が当該貸付けに係る契約の締結時における当該不動産の価格の範囲内であるものに限り、当該不動産を売却することにより当該個人顧客の生活に支障を来すと認められる場合を除く。)は、除外契約に該当する。
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住宅の建設・購入・改良のための資金の貸付け(そのつなぎ融資を含む)、所定の有価証券を担保とする時価の範囲内の貸付け、不動産担保貸付け、売却予定不動産の売却代金で返済される貸付けなどが該当します。bとdは要件どおりに記述されています。aはつなぎ融資を、cは第三者提供の不動産担保貸付けを除外契約に当たらないとしていますが、どちらも誤りです。したがって正答は③(bd)です。
各選択肢の解説
- (1)
ab
ア(ab):誤り。bは適切ですが、aは不適切です。住宅の改良に必要な資金の貸付けが行われるまでのつなぎとして行う貸付けは、その本体の貸付けを他の貸金業者が行う場合であっても、除外契約に当たります。
- (2)
ac
イ(ac):誤り。a・cともに不適切です。cについて、不動産担保貸付けの除外契約は、担保提供者が個人顧客本人であることを要件としていません。第三者が担保を提供する場合でも、個人顧客の返済能力を超えないと認められるなどの要件を満たせば、除外契約に当たります(ただし、居宅等を担保とするものは除かれます)。
- (3)
bd
ウ(bd):正解。b:国債証券・地方債証券・上場株券などを担保とし、貸付金額が契約締結時の時価の範囲内である貸付けは、除外契約に当たります。d:売却予定の不動産の売却代金で返済される貸付けも除外契約に当たります。その要件は、個人顧客の返済能力を超えないと認められること、貸付金額が契約締結時の不動産価格の範囲内であること、売却により生活に支障を来すと認められる場合でないことです。
- (4)
cd
エ(cd):誤り。dは適切ですが、cは不適切です。担保提供者が個人顧客でないことだけを理由に、除外契約から外れるわけではありません。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:一般社団法人日本貸金業協会 令和6年度(第19回)貸金業務取扱主任者資格試験問題(問題・正答)問9。解説は過去問AIの独自作成で、日本貸金業協会とは関係ありません。
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