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貸金業務取扱主任者令和6年度学科問 20

令和6年度 貸金業務取扱主任者 学科 問20

難度標準

法令基準日: 2024-11-17(この日の制度で解答)

Aは株式会社である貸金業者であり、Bは個人である顧客である。貸金業法第13 条(返済能力の調査)第3項及び同法第13 条の3(基準額超過極度方式基本契約に係る調査)第3項に規定する源泉徴収票その他のBの収入又は収益その他の資力を明らかにする事項を記載し、又は記録した書面又は電磁的記録として内閣府令で定めるもの(以下、本問において「年収証明書」という。)に関する次の①~④の記述のうち、その内容が適切でないものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。なお、本問における貸付けに係る契約は、貸金業法施行規則第10 条の16(指定信用情報機関が保有する信用情報の使用義務の例外)に規定する貸付けの契約ではないものとする。

(注) 除外契約とは、貸金業法第13 条の2(過剰貸付け等の禁止)第2項に規定する個人過剰貸付契約から除かれる契約として貸金業法施行規則第10 条の21 に規定するものをいう。

選択肢

解説

結論 → 詳細 の 2 層構成

展開
結論Layer 1

基準額超過極度方式基本契約に係る調査で年収証明書が必要になるのは、極度方式個人顧客合算額(自社の極度方式貸付けの残高と他社残高の合計)が100万円を超える場合です。

詳細Layer 2
展開

この他社残高には、除外契約に係る残高は含めません。③では他社残高80万円がすべて除外契約に係るものなので、合算額は100万円を超えず、年収証明書の提出は不要です。したがって③が適切でない記述です。①・②・④は、いずれも年収証明書に関する規定に沿っています。

各選択肢の解説

(1)

Aは、Bとの間で、初めて貸付けに係る契約を締結しようとする場合において、当該契約の貸付けの金額が40 万円であり、指定信用情報機関から提供を受けた信用情報により判明したBに対するA以外の貸金業者の貸付けの残高の合計額(以下、本問において「他社残高」という。)が70 万円であるときは、返済能力の調査を行うに際し、Bから年収証明書の提出又は提供を受けなければならない。

適切。返済能力の調査で年収証明書の提出を受けなければならないのは、①自社との契約の貸付けの金額(または極度額)が50万円を超える場合、または②その金額と他社残高の合計(個人顧客合算額)が100万円を超える場合です。本肢では40万円+70万円=110万円で100万円を超えるため、年収証明書の提出が必要です。

(2)

Aは、Bとの間で、貸付けの金額が100 万円の貸付けに係る契約を締結しようとする場合において、既にBから2年前に発行された源泉徴収票の提出を受けていたとしても、返済能力の調査を行うに際し、Bから年収証明書の提出又は提供を受けなければならない。

適切。貸付けの金額が100万円で50万円を超えるため、年収証明書が必要です。年収証明書は直近の期間の収入を示すものでなければならず、源泉徴収票であれば直近のものが必要です。2年前に発行された源泉徴収票は直近の年収を示す書面に当たらないため、あらためて提出または提供を受けなければなりません。

(3)

Aは、基準額超過極度方式基本契約に係る調査をしなければならない場合において、Bとの間の貸付けに係る契約が極度額を30 万円とする極度方式基本契約のみであり、他社残高が80 万円でかつその全てが除外契約(注)に係るものであるときは、当該調査を行うに際し、Bから年収証明書の提出又は提供を受けなければならない。

適切でない(本問の正答)。基準額超過極度方式基本契約に係る調査で使う極度方式個人顧客合算額は、自社の極度方式貸付けの残高と他社残高を合計して算出しますが、他社残高からは除外契約に係る残高を除きます。本肢では他社残高80万円がすべて除外契約に係るもので、自社分も極度額30万円以下の残高にとどまるため、合算額は100万円を超えません。年収証明書の提出は不要であり、「受けなければならない」とした点が誤りです。

(4)

Aは、基準額超過極度方式基本契約に係る調査において、Bに係る極度方式個人顧客合算額が100 万円を超え、Bから年収証明書の提出又は提供を受けなければならない場合において、年収証明書の提出又は提供を受けるときには、Bに係る極度方式個人顧客合算額が100 万円を超えると知った日から2か月以内に年収証明書の提出又は提供を受けなければならない。

適切。基準額超過極度方式基本契約に係る調査で年収証明書の提出または提供を受けなければならない場合、極度方式個人顧客合算額が100万円を超えることを知った日から2か月以内に受ける必要があるとされています(施行規則による期限)。

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解説・公式出典について

解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。

最終更新:

出典:一般社団法人日本貸金業協会 令和6年度(第19回)貸金業務取扱主任者資格試験問題(問題・正答)問20。解説は過去問AIの独自作成で、日本貸金業協会とは関係ありません。

制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。

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