正しい。
2026年1月試験 第一級陸上無線技術士 無線工学A 問5
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A-5 次の記述は、図に示す直交周波数分割多重(OFDM)方式の復調プロセスの基本的な原理を述べたものである。 内に入れ
るべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、各演算器の出力式の係数は無視するものとし、e は自然対数の底とす
る。なお、同じ記号の 内には、同じ字句が入るものとする。
(1) 基本周波数fS〔Hz〕、搬送波周波数fC+n fS〔Hz〕(n = 0,1,2,…N-1)、n 番目の搬送波を変調するための複素データシンボルを
an+jbn とすると、搬送帯域OFDM 信号S(t)は次式で表される。
□(□) = □
[□□cos{2□(□□+ □□□)□} −□□sin{2□(□□+ □□□)□}]
□□□
□□□
(2) 搬送帯域OFDM 信号S(t)に、搬送波の基準となる周波数fC〔Hz〕と同じ周波数の正弦波cos(2πfCt)と-sin(2πfCt)を乗算し、低域
フィルタ(LPF)で高周波成分を除去することにより、実数軸(I 軸)のベースバンドOFDM 信号SBI(t)と虚数軸(Q 軸)のベース
バンドOFDM 信号SBQ(t)がそれぞれ抽出される。
□□□(□) = □
{□□cos(2□□□□□) −□□sin(2□□□□□)}
□□□
□□□
□□□(□) = □
{□□sin(2□□□□□) + □□cos(2□□□□□)}
□□□
□□□
(3) 従って、複素ベースバンドOFDM 信号u(t)は、u(t) = SBI(t)+ jSBQ(t)とすると、①式で表される。ここでdn=an+jbn とし、u(t)を
1/(N fS) の標本化間隔で1シンボル長(1/fS)にわたって標本化すると、②式のN 個の標本が得られる。
□(□) = □□□(□) + □□□□(□) = □
A
□□□
□□□
・・・① □□□
□□□
□= □
□□□ B
□□□
□□□
(□= 0,1,2,⋯□−1)・・・②
(4) ②式は、複素ベースバンドOFDM 信号u{k/(N fS)}のN 個の標本値がN 個の複素データシンボルdn を C した形で得ら
れることを示しており、u{k/(N fS)}を③式に示す通り D することによってシンボルを復調できる。
□□= 1
□□
□□□
□□□
□□ E
□□□
□□□
(□= 0,1,2,⋯□−1)・・・③
A B C D E
1 (an+jbn){sin(2πnfSt)+jcos(2πnfSt)} j(2πnk)/N 逆離散フーリエ変換 離散フーリエ変換 -j(2πnk)/N
2 (an+jbn){sin(2πnfSt)+jcos(2πnfSt)} -j(2πnk)/N 離散フーリエ変換 逆離散フーリエ変換 j(2πnk)/N
3 (an+jbn){cos(2πnfSt)+jsin(2πnfSt)} j(2πnk)/N 逆離散フーリエ変換 離散フーリエ変換 -j(2πnk)/N
4 (an+jbn){cos(2πnfSt)+jsin(2πnfSt)} -j(2πnk)/N 離散フーリエ変換 逆離散フーリエ変換 j(2πnk)/N
5 (an+jbn){cos(2πnfSt)+jsin(2πnfSt)} -j(2πnk)/N 逆離散フーリエ変換 離散フーリエ変換 j(2πnk)/N
fC
fC+fS
fC+2fS
fC+(N-1)fS
fC+(N-2)fS
・・・・
OFDM 信号
周波数
ビ
□
ト
列
直
並
列
変
換
D
並
直
列
変
換
判
定
・
・
・
・
LPF
標
本
化
LPF
cos(2πfCt)
-sin(2πfCt)
S(t)
I 軸
Q 軸
選択肢
解説
結論 → 詳細 の 2 層構成
展開閉じる
解説
結論 → 詳細 の 2 層構成
詳細Layer 2展開閉じる
I/Q合成はΣdn e^{j2πnfSt}、標本化するとe^{j2πnk/N}。標本化値はdnの逆DFT、復調ではDFTとe^{-j2πnk/N}を用いる。
各選択肢の解説
- 1
A=dn{sin(2πnfSt)+jcos(2πnfSt)}、B=+j2πnk/N、C=逆離散フーリエ変換、D=離散フーリエ変換、E=−j2πnk/N
誤り。SBI+jSBQをまとめるとdn(cos+j sin)であり、sin+j cosではない。
- 2
A=dn{sin(2πnfSt)+jcos(2πnfSt)}、B=−j2πnk/N、C=離散フーリエ変換、D=逆離散フーリエ変換、E=+j2πnk/N
誤り。Aがsin+j cosとなり、標本化指数の符号も+が正しい。
- 3
A=dn{cos(2πnfSt)+jsin(2πnfSt)}、B=+j2πnk/N、C=逆離散フーリエ変換、D=離散フーリエ変換、E=−j2πnk/N
正しい。I/Q合成はΣdn e^{j2πnfSt}、標本化するとe^{j2πnk/N}。標本化値はdnの逆DFT、復調ではDFTとe^{-j2πnk/N}を用いる。
- 4
A=dn{cos(2πnfSt)+jsin(2πnfSt)}、B=−j2πnk/N、C=離散フーリエ変換、D=逆離散フーリエ変換、E=+j2πnk/N
誤り。標本化時の複素指数は+ j2πnk/N、復調時は− j2πnk/N。
- 5
A=dn{cos(2πnfSt)+jsin(2πnfSt)}、B=−j2πnk/N、C=逆離散フーリエ変換、D=離散フーリエ変換、E=+j2πnk/N
誤り。AとCの逆離散フーリエ変換、Dの離散フーリエ変換は正しいが、標本化の指数Bは+j2πnk/N、復調の指数Eは−j2πnk/Nであり、BとEの符号が逆。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:公益財団法人日本無線協会 第一級陸上無線技術士試験 2026年1月 無線工学A A5(問題・正答)。解説は過去問AIが独自作成。図・数式語群は原典から切り出し。
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