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作業療法士第60回(2025年実施)午後問 4

第60回(2025年実施) 作業療法士 午後 問4

難度標準

21 歳の女性。先天性の右上肢欠損。上肢の写真(別冊No. 2)を別に示す。

 起こり得る2 次性の障害で最もみられるのはどれか。

選択肢

解説

結論 → 詳細 の 2 層構成

展開
結論Layer 1

公式正答は3。

詳細Layer 2
展開

先天性上肢欠損では側弯症の合併が報告されており、成長期から脊柱・体幹の状態を観察する必要がある。設問は21歳の先天性欠損でみられる二次障害を比較しており、外傷・手術による切断直後の合併症や、成長期の骨断端の問題とは分けて考える。左右の上肢の重量差や筋の不均衡だけで側弯の原因を断定することはしない。

各選択肢の解説

1

幻肢痛

幻肢痛は失われた肢が痛むように感じる現象で、後天的な切断後の問題として代表的である。先天性欠損で全く起こらないとはいえないが、本例で最もみられる二次障害として選ぶのは側弯症である。

2

神経腫

神経腫は損傷・切断された神経の再生に関連して生じる。本例は先天性上肢欠損であり、外傷や手術で神経が切断されたという経過は示されていない。

3

側弯症

正しい。先天性上肢欠損では側弯症の合併が報告されている。脊柱の弯曲や体幹の非対称性を観察すべき二次障害であり、公式正答も3である。欠損の大きさだけで側弯の程度が決まるとはいえない。

4

断端浮腫

断端浮腫は切断術後の組織損傷や循環の変化などで問題になる。本例は21歳の先天性欠損であり、術後の浮腫が生じる経過とは異なる。

5

骨断端の過成長

骨断端の過成長は、骨格が成長中の小児の切断後に問題となる。本例の年齢と先天性欠損という条件では、比較肢の中で最もみられる二次障害としては選ばない。

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解説・公式出典について

解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。

最終更新:

出典:厚生労働省 第60回作業療法士国家試験(2025年実施・午後)

制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。

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