公式正答は3。
第60回(2025年実施) 作業療法士 午後 問9
78 歳の男性。病室からリハビリテーション室まで歩いて来室した。到着後に息
苦しく動悸がすると訴えたため、直ちに心電図検査が施行された。心電図(別冊
No. 4)を別に示す。
心電図の所見で正しいのはどれか。
選択肢
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提示心電図ではQRS波を識別できる一方、R-R間隔が不規則で、一定のP波が認められない。これは心房細動の特徴である。心室細動のようにQRSが失われる波形、心室頻拍の連続した幅広いQRS、単発の心室性期外収縮、P波とQRSが独立する完全房室ブロックと区別する。息苦しさ・動悸という症状も起こり得るが、最終的な選択は心電図所見に基づく。
各選択肢の解説
- 1
心室細動
心室細動では無秩序な電気活動となり、規則的なQRS波を識別できなくなる。提示波形にはQRSを認めるため、心室細動の波形とは異なる。
- 2
心室頻拍
心室頻拍では心室由来の頻拍として幅広いQRSが連続する。提示波形の主所見はR-R間隔の不規則性と明瞭なP波の欠如であり、心房細動を選ぶ。
- 3
心房細動
正しい。R-R間隔が不規則で、各QRSに先行する一定のP波が認められない。心房細動ではこうした所見や細かな基線の揺れがみられる。
- 4
心室性期外収縮
心室性期外収縮では予定された拍動より早い幅広いQRSが出現する。単発の早期収縮という説明だけでは、提示された全体の不規則なリズムとP波の欠如を説明できない。
- 5
完全房室ブロック
完全房室ブロックでは心房のP波と心室のQRSが独立して出現する。提示波形はP波とQRSの解離より、一定のP波がなくR-R間隔が不規則であることが特徴である。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省 第60回作業療法士国家試験(2025年実施・午後)
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