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第二級陸上無線技術士令和8年度 7月試験無線工学B問 B-5

令和8年度 7月試験 第二級陸上無線技術士 無線工学B 問B-5

難度標準

次の記述は、図に示す構成例を用いて屋外で開口面アンテナの諸特性を測定する場合の注意事項について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句を下の番号から選べ。

(1) 送信アンテナからの電波が[ア]となるように、受信アンテナ(開口面アンテナ)までの距離R〔m〕を選ぶ。

(2) 波長に比べて開口が[イ]ときには、送信及び受信アンテナの開口面の各部からの通路差が誤差の原因となるので、Rは、この誤差が1~2〔%〕程度以下になる最小測定距離以上で、かつ、電界強度が弱くなりすぎない範囲にする。

(3) 開口面の各部からの電波の通路差によって生じる誤差を1~2〔%〕程度以下にするために必要とする最小測定距離は、両アンテナの開口面の直径をそれぞれD1、D2〔m〕、波長をλ〔m〕とすれば、[ウ]〔m〕である。

(4) 大地反射波があるときには、その対策として反射防止板を電波の反射点に立てる。この場合、反射防止板のエッジで[エ]が、エッジに凹凸をつけることでその影響を軽減できる。また、アンテナの高さを[オ]したり、反射角が大きくなるようにして反射波の影響を軽減する。

五つの空欄

各枠に一つずつ選んでください。同じ候補を複数の枠で選べます。未回答の枠があっても採点できます。

五つの独立した回答枠

解説

結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成

展開
結論Layer 1

遠方界では開口面に入る波をほぼ平面波として扱え、アンテナの方向特性を距離に依存しにくい形で測定できる。

詳細Layer 2
展開

開口が波長に比べ大きいほど開口端と中心の通路差に伴う位相差が重要になる。そのためD1とD2を含む距離条件を用いる。

補足Layer 3
展開

両開口の最大横方向間隔を(D1+D2)/2とすると通路差Δ≈(D1+D2)²/(8R)。位相偏差2πΔ/λをπ/8程度以下にする条件からRmin≈2(D1+D2)²/λとなる。

反射防止板で直接の地面反射を遮っても、板の縁から回折波が生じる。エッジを凹凸にするのは位相がそろう回折成分を弱め、その影響を減らすためである。

アンテナを高くすると地面反射経路の幾何条件や反射角を変え、地面から拾う反射波の影響を軽減しやすい。原問は一般的な測定上の対策を述べる。

同軸上の円形開口間、近軸通路差から遠方界条件を評価

ρmax=(D1+D2)/2

Δ=√(R²+ρmax²)−R≈ρmax²/(2R)=(D1+D2)²/(8R)

2πΔ/λ≤π/8 → R≥2(D1+D2)²/λ

m²/m=m

図の距離Rは右の送信アンテナと左の受信開口面間。設置高とR、反射防止板のエッジとアンテナ開口端を混同しない。

π/8は通常の遠方界測定距離目安の位相条件。原問の1~2%という一般的な誤差目安を全ての開口分布で厳密保証するとはしない。

0: 1

1: 2

2: 8

3: 4

4: 5

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解説・公式出典について

解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。

最終更新:

公益財団法人 日本無線協会

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