正しい。両素子の放射電流が同向で加算され、給電点電流に対する放射電流が2倍となるため入力抵抗は4倍。同じ利得・有効面積で整合した受信有能電力はほぼ同一。
2026年1月試験 第二級陸上無線技術士 無線工学B 問10
次の記述は、図に示す素子の太さが同じ二線式折返し半波長ダイポールアンテナについて述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。
(1) 上下に対向する2本の素子に流れる電流の方向は、[A]である。
(2) 入力インピーダンスは、半波長ダイポールアンテナの約[B]倍である。
(3) 同一電波を受信したときの受信有能電力は、半波長ダイポールアンテナで受信したときの受信有能電力と[C]。
選択肢
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原紙は長さ約λ/2・両端短絡・下側中央給電の等径二線。理想折返しでIrad≈2Ifeed、P=Rdip|Irad|²=Rin|Ifeed|²からRin≈4Rdip。利得ほぼ同じなのでAe=Gλ²/(4π)もほぼ同じ。
各選択肢の解説
- 1
A:反対の向き/B:8/C:ほぼ同一である
誤り。放射に寄与する対向素子の電流は同じ向きで、等径二線の入力インピーダンス比は4。Cだけが合う。
- 2
A:反対の向き/B:2/C:大きく異なる
誤り。Aは同じ向き、Bは4倍であり、受信有能電力はほぼ同一なのでCも違う。
- 3
A:同じ向き/B:8/C:ほぼ同一である
誤り。AとCは合うが、等径二線の変成比は電流2対1、インピーダンス4対1であり8倍ではない。
- 4
A:同じ向き/B:4/C:ほぼ同一である
正しい。両素子の放射電流が同向で加算され、給電点電流に対する放射電流が2倍となるため入力抵抗は4倍。同じ利得・有効面積で整合した受信有能電力はほぼ同一。
- 5
A:同じ向き/B:2/C:大きく異なる
誤り。Aは合うがBは4倍であり、同じ電波に対する整合受信有能電力はほぼ同一である。
解説・公式出典について
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