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第二級陸上無線技術士2026年1月試験無線工学B問 9

2026年1月試験 第二級陸上無線技術士 無線工学B 問9

難度標準

A-9 次の記述は、図のように特性インピーダンスがZ0〔Ω〕の平行二線式給電線と入力抵抗RL〔Ω〕のアンテナを接続した回路

の短絡トラップ(スタブ)による整合について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。ただし、アン

テナ接続点から距離l1〔m〕の点P、P'に、特性インピーダンスがZ0〔Ω〕、長さl2〔m〕の短絡トラップが接続され整合してい

るものとする。なお、短絡トラップを接続していないとき、点P、P'からアンテナ側を見たアドミタンスは、(1/Z0)+jB〔S〕と

する。

選択肢

解説

結論 → 詳細 の 2 層構成

展開
結論Layer 1

誤り。線路側のY=1/Z0+jBを相殺する並列スタブはYs=−jBでなければならない。

詳細Layer 2
展開

並列整合はYload+Ystub=Y0。符号の相殺を原図のP,P′分岐で確認。

各選択肢の解説

1

短絡トラップを接続していないとき、定在波電圧が最大又は最小となる点からアンテナ側を見たインピーダンスは純抵抗である。

正しい。電圧の極大・極小で局所反射係数は実数となり、Z=Z0(1+Γ)/(1−Γ)も実数。

2

短絡トラップのアドミタンスは、+jB〔S〕である。

誤り。線路側のY=1/Z0+jBを相殺する並列スタブはYs=−jBでなければならない。

3

短絡トラップの長さを変えたとき、点P、P′から短絡トラップ側を見たインピーダンスは、誘導性から容量性まで変化する。

正しい。短絡スタブZs=jZ0tan(βl2)は長さによって正負のリアクタンスを取る。

4

短絡トラップを接続したとき、点P、P′からアンテナ側を見たアドミタンスは、1/Z0〔S〕である。

正しい。図のスタブも含む合成アドミタンスは(1/Z0+jB)−jB=1/Z0で整合する。

5

スミスチャートを用いて、l1とl2の大きさを求めることができる。

正しい。負荷からの回転で実コンダクタンス1となるl1を、虚部相殺でl2を求める。

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解説・公式出典について

解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。

最終更新:

公益財団法人 日本無線協会

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