適切。発生器側は自身の直列R₁の先で、他方のR₁+Rsと受信側R₂+Rinが並列となるためA=R₁。R₂=75−60/2=45 Ω。①も10+(60×120)/(60+120)=50 Ωで成立。
令和8年度 7月試験 第二級陸上無線技術士 無線工学A 問20
次の記述は、図に示す受信機の2信号選択度特性の測定に用いられる整合回路の整合条件について述べたものである。□内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、標準信号発生器1及び標準信号発生器2の内部抵抗は、いずれもRs〔Ω〕、供試受信機の入力インピーダンスはRin〔Ω〕とする。
整合したとき、標準信号発生器1及び標準信号発生器2から整合回路側を見たインピーダンスは、それぞれの内部抵抗Rs〔Ω〕に等しく、また、供試受信機から整合回路側を見たインピーダンスは、Rin〔Ω〕に等しいので、次式が成り立つ。
Rs=A+(R₁+Rs)(R₂+Rin)/(R₁+R₂+Rs+Rin) …①
Rin=R₂+(R₁+Rs)/2 …②
式①及び②を解くことにより、R₁及びR₂の値を求めることができる。Rs、Rinがそれぞれ50〔Ω〕、75〔Ω〕のとき、R₁の値は10〔Ω〕、R₂の値は、B〔Ω〕である。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
展開閉じる
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
詳細Layer 2展開閉じる
他の独立電圧源を零にして内部抵抗Rsを残す。発生器側:Z=R₁+[(R₁+Rs)||(R₂+Rin)]。
補足Layer 3展開閉じる
受信機側:Z=R₂+[(R₁+Rs)||(R₁+Rs)]=R₂+(R₁+Rs)/2。
Rs=50、Rin=75、R₁=10よりR₂=45 Ω。Z発生器=10+(60||120)=50 Ω、Z受信機=45+30=75 Ωを相互検算。
各選択肢の解説
- 1
A:R₁/B:10
Aは適切だが、②よりR₂=75−(10+50)/2=45 Ωであり10 Ωではない。
- 2
A:R₁/B:25
Aは適切だが、②よりR₂=45 Ω。25 Ωでは受信機側から見た値が25+30=55 Ωとなり75 Ωに整合しない。
- 3
A:R₁/B:45
適切。発生器側は自身の直列R₁の先で、他方のR₁+Rsと受信側R₂+Rinが並列となるためA=R₁。R₂=75−60/2=45 Ω。①も10+(60×120)/(60+120)=50 Ωで成立。
- 4
A:R₂/B:10
Aは発生器側の直列R₁でありR₂ではない。Bも②の45 Ωと一致しない。
- 5
A:R₂/B:45
B=45 Ωは適切だが、①の最初の直列抵抗は発生器の接続点から合流点までのR₁。受信機側のR₂ではない。
解説・公式出典について
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