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第二級陸上無線技術士令和8年度 7月試験無線工学A問 19

令和8年度 7月試験 第二級陸上無線技術士 無線工学A 問19

難度標準

次の記述は、法令等による不要発射の強度の許容値が適用されるSSB(J3E)送信設備の不要発射の強度の測定値と下の表に示す許容値との関係について述べたものである。□内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、測定方法等は法令等の規定に基づくものとし、表の「スプリアス領域における不要発射の強度の許容値」の基本周波数の尖頭電力の値は、100〔W〕とする。

(1) 「スプリアス領域」で不要発射の強度が10〔μW〕の不要発射を測定した。この場合、当該不要発射の強度の値は、許容値A。

(2) また、「帯域外領域」で許容値の異なる「割当周波数からの周波数間隔」ごとに不要発射を探索して測定した結果、割当周波数から4.3〔kHz〕離れた周波数において、最大値(許容値に対して最もマージンの少ない値)の不要発射を測定した。この不要発射は、基本周波数の尖頭電力より35〔dB〕低い値であった。この場合、当該不要発射の強度の値は、「割当周波数からの周波数間隔B」の許容値C。

選択肢

解説

結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成

展開
結論Layer 1

適切。提示表のスプリアス限度は100×10^(−43/10)≒0.00501 W=5,012 μWで、10 μWは範囲内。4.3 kHzは1.5超4.5以下の区分で、35 dB低い発射は31 dB低い限度より4 dB小さい。

詳細Layer 2
展開

提示表:スプリアスは尖頭電力比−43 dB。帯域外は1.5<Δf≦4.5 kHzで−31 dB、4.5<Δf≦7.5 kHzで−38 dB、7.5 kHz超で50 mW以下かつ−43 dB。

補足Layer 3
展開

10log₁₀(100 W/10 μW)=70 dB>43 dB。4.3 kHz区分の減衰余裕は35−31=4 dB。

これは問題に明示された表の数値に対する算術判定であり、別時点や別装置の法令許容値へ一般化しない。

各選択肢の解説

1

A:の範囲内である/B:1.5〔kHz〕超え4.5〔kHz〕以下/C:の範囲内である

適切。提示表のスプリアス限度は100×10^(−43/10)≒0.00501 W=5,012 μWで、10 μWは範囲内。4.3 kHzは1.5超4.5以下の区分で、35 dB低い発射は31 dB低い限度より4 dB小さい。

2

A:の範囲内である/B:1.5〔kHz〕超え4.5〔kHz〕以下/C:を超えている

AとBは適切だが、35 dB低い電力は31 dB低い限度より小さいのでCは範囲内。減衰量が大きいほど発射電力は小さい。

3

A:の範囲内である/B:4.5〔kHz〕超え7.5〔kHz〕以下/C:を超えている

Aは適切だが、4.3 kHzは4.5 kHzを超えないのでBが不適切。該当限度は31 dB低い値であり、35 dB低い測定値は範囲内。

4

A:を超えている/B:1.5〔kHz〕超え4.5〔kHz〕以下/C:の範囲内である

BとCは適切だが、10 μWは100 Wより70 dB低い値であり、43 dB低い限度よりさらに小さい。Aは範囲内。

5

A:を超えている/B:4.5〔kHz〕超え7.5〔kHz〕以下/C:を超えている

Aは10 μWと約5.01 mWを比べて範囲内、Bは1.5超4.5以下、Cも35 dB低い値と31 dB低い限度を比べて範囲内となるため、すべて不適切。

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解説・公式出典について

解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。

最終更新:

公益財団法人 日本無線協会

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