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第二級陸上無線技術士令和8年度 7月試験無線工学B問 13

令和8年度 7月試験 第二級陸上無線技術士 無線工学B 問13

難度標準

次の記述は、ASDE(空港面探知レーダー)用アンテナについて述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。

(1) 方位分解能を良くするため、[A]内のビーム幅を狭くしてある。また、空港の地面上にある物標からの反射波(エコー)の強度が、アンテナからの[B]値となるようにしている。

(2) 航空機の機影等を連続的に表示するため、アンテナの毎分の回転数がASR(空港監視レーダー)よりも大きいので、パルス繰り返し周波数を[C]している。

選択肢

解説

結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成

展開
結論Layer 1

水平面の狭ビームで方位を分離し、垂直方向のパターンを地表目標用に成形して距離によるエコー差を抑える。回転が速く照射時間が短いためPRFを高くする。

詳細Layer 2
展開

地表目標のアンテナパターン成形と走査照射時間

補足Layer 3
展開

照射時間 t≈水平ビーム幅/角速度

照射パルス数 N≈PRF×t

回転速度増大→t減少→N維持にはPRF増大。水平ビーム幅は方位分解能に対応。機種固有の数値性能は主張しない。

各選択肢の解説

1

A 水平面/B 距離レンジに応じた/C 低く

方位分解に水平ビームを狭くする点は正しいが、地表目標のエコーは距離による差を抑えるようにし、高速回転でも必要な照射パルス数を得るためPRFを高くする。

2

A 水平面/B 距離に関係しない一定の/C 高く

水平面の狭ビームで方位を分離し、垂直方向のパターンを地表目標用に成形して距離によるエコー差を抑える。回転が速く照射時間が短いためPRFを高くする。

3

A 水平面/B 距離に関係しない一定の/C 低く

水平面と距離に関係しない一定の強度は正しいが、回転高速化で照射時間は短くなる。同じ照射パルス数を保つにはPRFを低くせず高くする。

4

A 垂直面/B 距離に関係しない一定の/C 高く

エコーの距離補償とPRFはよいが、方位分解能に対応するのは水平面のビーム幅である。垂直面だけ狭くしても近接方位の目標を分離できない。

5

A 垂直面/B 距離レンジに応じた/C 低く

方位分解能には水平面の狭ビームが必要である。また地面の対象を均等に観測するパターンと高速回転に対応する高いPRFの組合せとなる。

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解説・公式出典について

解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。

最終更新:

公益財団法人 日本無線協会

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