cosθ=fc/f=3/4なのでtanθ=√7/3。d=2×300×2.65/3=530 kmである。
令和8年度 7月試験 第二級陸上無線技術士 無線工学B 問17
図に示す電離層伝搬で、電離層(F層)の臨界周波数が6〔MHz〕のとき、8〔MHz〕の電波で通信するときの跳躍距離dの値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、大地は水平な平面であり、電離層は大地に平行であるものとする。また、F層の見掛けの高さhは300〔km〕で、F層の電子密度を一定とし、√7=2.65とする。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
展開閉じる
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
詳細Layer 2展開閉じる
水平平面大地・一定密度F層のセカント則
補足Layer 3展開閉じる
f=fc secθ
tanθ=√[(8/6)²−1]=√7/3
d=2h tanθ
2×300×2.65/3
computedValue: 530
km
nearestChoice: 3
θは鉛直hと左の入射線との角。底辺全長d、片側d/2。
各選択肢の解説
- 1
230〔km〕
セカント則f=fc secθよりcosθ=6/8=3/4。原図のθは層の法線と入射線の角であり、d=2h tanθ=600√7/3≈530 kmとなる。
- 2
350〔km〕
350 kmは正しい約530 kmと一致しない。d/2=h tanθであることを原図から読み、往復に相当する水平区間2つを合わせる必要がある。
- 3
530〔km〕
cosθ=fc/f=3/4なのでtanθ=√7/3。d=2×300×2.65/3=530 kmである。
- 4
650〔km〕
650 kmはセカント則と原図の三角形から得られない。θを仰角と取り違えるとtanとcotが逆になるが、本図は鉛直線からθを測っている。
- 5
930〔km〕
930 kmはd=2h√[(f/fc)²−1]へf=8、fc=6を代入した約530 kmより過大である。見掛けの高さ300 kmを層厚さや片道斜距離と混同しない。
解説・公式出典について
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