相対利得Gr=G/1.64、絶対利得G=ηD(η≤1)であるため、小さい順は相対利得、絶対利得、指向性利得となる。理想的にη=1なら後二者は等しい。
令和8年度 7月試験 第二級陸上無線技術士 無線工学B 問2
同じアンテナに対して定義されている利得について、値の小さい順に左から並べたものとして、正しいものを下の番号から選べ。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
詳細Layer 2展開閉じる
同一アンテナ、同一方向、通常の半波長ダイポール基準
補足Layer 3展開閉じる
G=ηD, 0<η≤1
Gr=G/1.64
Gr[dBd]=G[dBi]−2.15
Gr≤G≤D。損失なしではG=Dを許す。
各選択肢の解説
- 1
指向性利得 絶対利得 相対利得
逆順である。損失を含めない指向性利得Dに放射効率η≤1を掛けたものが絶対利得Gで、相対利得はさらに基準半波長ダイポールの約1.64で割る。
- 2
相対利得 指向性利得 絶対利得
相対利得が最小となる点はよいが、指向性利得Dと絶対利得ηDの大小が逆である。効率による損失を入れると利得は増加しない。
- 3
相対利得 絶対利得 指向性利得
相対利得Gr=G/1.64、絶対利得G=ηD(η≤1)であるため、小さい順は相対利得、絶対利得、指向性利得となる。理想的にη=1なら後二者は等しい。
- 4
絶対利得 相対利得 指向性利得
絶対利得より相対利得の方が小さい。相対利得は同じ放射方向に対し半波長ダイポールを基準とするため、絶対利得を約1.64で割る。
- 5
絶対利得 指向性利得 相対利得
相対利得を最大とする点が誤る。等方性基準の絶対利得から半波長ダイポールの約2.15 dBを引いた値が相対利得である。
解説・公式出典について
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