原図の開口3から励振し、開口1・2の反射波の差を開口4の検出器で読む。反射係数Γ1=Γ2なら差出力が零となり、同じ基準面では両インピーダンスが一致する。
令和8年度 7月試験 第二級陸上無線技術士 無線工学B 問20
次の記述は、図に示すマジックTを用いて未知のインピーダンスを測定する方法について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、測定器相互間の整合はとれているものとし、接続部からの反射は無視できるものとする。なお、同じ記号の[ ]内には、同じ字句が入るものとする。
(1) 未知のインピーダンスを測定するには、開口1に標準可変インピーダンス、開口2に被測定インピーダンスを接続し、開口3に[A]、開口4に[B]を接続する。
(2) 標準可変インピーダンスを加減して[B]への出力が[C]になるようにする。このときの標準可変インピーダンスの値が被測定インピーダンスの値である。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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整合された理想マジックTの和・差ポート
補足Layer 3展開閉じる
検出ポート電圧∝Γ1−Γ2
Γ1=Γ2 ⇔ Zstandard=Zunknown(同じZ0・基準面)
開口1と2は左右の共線腕、3は原図手前の側腕、4は上向きの側腕。原図どおり3に発振器、4に検出器。
各選択肢の解説
- 1
A 抵抗減衰器/B 終端抵抗/C 零
開口3には測定波を供給する高周波発振器が必要で、減衰器だけでは励振できない。開口4は差の出力を検出するので終端抵抗では不足する。
- 2
A 抵抗減衰器/B 検出器(検波器)/C 零
差出力を検出して零に合わせる点はよいが、開口3は発振器を接続する。減衰器は信号源そのものではない。
- 3
A 抵抗減衰器/B 終端抵抗/C 最大
開口3には発振器、開口4には検出器を接続し、差出力を零にする。減衰器・終端抵抗では比較測定できず、最大値調整でもない。
- 4
A 高周波発振器/B 検出器(検波器)/C 零
原図の開口3から励振し、開口1・2の反射波の差を開口4の検出器で読む。反射係数Γ1=Γ2なら差出力が零となり、同じ基準面では両インピーダンスが一致する。
- 5
A 高周波発振器/B 終端抵抗/C 最大
発振器は正しいが、開口4は検出器である。求めるのはΓ1−Γ2=0の平衡点なので最大ではなく零に調整する。
解説・公式出典について
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