誤りであり選択対象。フリッカ雑音の電力密度をS(f)∝1/fとすると、1オクターブ、すなわち周波数2倍で密度は半分となり、10log10(1/2)≈−3 dBである。増加でなく減少する。
2026年1月試験 第二級陸上無線技術士 無線工学A 問14
次の記述は、雑音の一般的な特徴について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。
選択肢
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1/f雑音は周波数2倍で電力スペクトル密度が1/2。密度比のdB換算は10log10(1/2)=−3.0103 dBであり、2の増減方向が逆。
各選択肢の解説
- 1
トランジスタから発生する分配雑音は、フリッカ雑音より高い周波数領域で発生する。
一般的な分類として適合。低周波で目立つ1/f型のフリッカ雑音に対し、キャリアの分配に由来する雑音はより高い周波数側でも問題になる。両者の帯域が完全に分離するという意味ではない。
- 2
トランジスタから発生するフリッカ雑音は、周波数が1オクターブ上がるごとに電力密度が3〔dB〕増加する。
誤りであり選択対象。フリッカ雑音の電力密度をS(f)∝1/fとすると、1オクターブ、すなわち周波数2倍で密度は半分となり、10log10(1/2)≈−3 dBである。増加でなく減少する。
- 3
増幅回路の内部で発生する内部雑音には、熱雑音及び散弾(ショット)雑音がある。
適合。熱運動による熱雑音と、電荷流の離散性によるショット雑音は回路内部で発生する代表例である。
- 4
抵抗体から発生する雑音には、熱じょう乱により発生する熱雑音及び抵抗体に流れる電流により発生する電流雑音がある。
適合。抵抗体では温度に応じた熱雑音に加え、電流を流したときの抵抗変動等に起因する電流雑音がある。
- 5
外部雑音には、コロナ雑音及び空電雑音がある。
適合。高電圧設備の放電に由来するコロナ雑音、雷放電等による空電雑音はいずれも受信機外部から来る雑音に分類される。
解説・公式出典について
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