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第二級陸上無線技術士2026年1月試験無線工学A問 8

2026年1月試験 第二級陸上無線技術士 無線工学A 問8

難度標準

次の記述は、スーパヘテロダイン受信機の相互変調について述べたものである。□内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、a_0、a_1、a_2及びa_3は、それぞれ、直流分、1次、2次及び3次の項の係数を示す。なお、同じ記号の□内には、同じ字句が入るものとする。

(1) 高周波増幅器等の振幅非直線回路の入力をe_i、出力をe_oとすると、一般に入出力特性は、e_o=[A]で表すことができ、同回路へ、例えば、2つの単一波f_1、f_2〔Hz〕を同時に入力した場合、同式の3乗の項で計算すると、出力e_oには、f_1、f_2〔Hz〕及び両波それぞれの3乗成分の他に[B]×f_1±f_2〔Hz〕及び[B]×f_2±f_1〔Hz〕が現れる。これらの成分が希望周波数又は中間周波数と一致したときに相互変調積による妨害を生じる。

(2) 相互変調積を小さくするには、できるだけ、高周波増幅器等の利得を[C]し、非直線動作をしにくくする。

選択肢

解説

結論 → 詳細 の 2 層構成

展開
結論Layer 1

適合。係数の定義に対応する多項式を用い、3次項の交差積から2f_1±f_2、2f_2±f_1が生じる。過大信号で非直線動作をさせないよう利得を抑える。

詳細Layer 2
展開

e_i=x+yとするとe_i³=x³+3x²y+3xy²+y³。cos²ω_1t cosω_2tの積和展開から2ω_1±ω_2、同様に2ω_2±ω_1が現れる。非線形段へ入る信号レベルを適切に下げて飽和・圧縮を避ける。

各選択肢の解説

1

A:a_0+a_1e_i+a_2e_i²+a_3e_i³+… B:2 C:小さく

適合。係数の定義に対応する多項式を用い、3次項の交差積から2f_1±f_2、2f_2±f_1が生じる。過大信号で非直線動作をさせないよう利得を抑える。

2

A:a_0+a_1e_i+a_2e_i²+a_3e_i³+… B:2 C:大きく

A・Bは合うが、Cが逆である。利得を大きくして後段を過大駆動すると相互変調が生じやすくなる。

3

A:a_0+a_1e_i+a_2e_i²+a_3e_i³+… B:3 C:小さく

A・Cは合うが、3次交差積の係数は2であり、3f_1±f_2は総次数4で3次項からは生じない。

4

A:a_0+a_1e_i+a_2e_i³+a_3e_i⁵+… B:2 C:小さく

B・Cは合うが、Aで2次の係数a_2にe_i³、3次の係数a_3にe_i⁵を割り当てており、係数の定義と合わない。

5

A:a_0+a_1e_i+a_2e_i³+a_3e_i⁵+… B:3 C:大きく

Aの次数対応、Bの交差積係数、Cの利得方向がすべて不適合。必要な組合せは1である。

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解説・公式出典について

解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。

最終更新:

公益財団法人 日本無線協会

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