正しい。
2026年1月試験 第一級陸上無線技術士 無線工学の基礎 問20
(FK801-6)
A - 20 次の記述は、図に示す原理的な二重積分形A-D 変換回路の動作について述べたものである。 内に入れるべき字句の正し
い組合せを下の番号から選べ。ただし、積分回路は、演算増幅器(AOP)、抵抗R 〔Ω〕、静電容量C 〔F〕を用いて、理想的に動作するも
のとし、初期状態で出力電圧Vo は、0 〔V〕とする。なお、同じ記号の 内には、同じ字句が入るものとする。
(1) 制御回路により、スイッチSW をa 側に切り替えて未知の入力電圧(直流電圧)Vx 〔V〕を、クロックパルスの数がNo になるまでの間、積
分回路の入力に加える。このとき、クロックパルスの周波数をfc 〔Hz〕とすると、パルス数がNo になった時の出力電圧Vox 〔V〕は、次式で
表される。
Vox = -( Vx
CR )×( A
) 〔V〕 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ①
(2) パルス数がNoになると、SW はb 側に切り替えられ、積分回路の入力にはVxとは逆極性の規定の直流電圧Vs〔V〕が入力される。この
ため、Vo は、Vox 〔V〕から0 〔V〕に向かって増加を始める。
(3) 比較回路でVo と0 〔V〕を比較し、SW がb 側に切り替えられてから Vo = 0 〔V〕となるまでの間のパルス数をカウンタで計数する。
このときのパルス数をNx とすると次式が成り立つ。
-( Vx
CR )×( A ) +( Vs
CR )×( B ) = 0 〔V〕 ・・・・・・・ ②
(4) 式②より、次式が得られる。
Vx = ( C )× Vs 〔V〕
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・③
したがって、式③よりNo とVs は既知数であるから、Nx からVx を求めることができる。
A B C
1 No
fc
Nx
fc Nx
No
2 No
fc
Nx
fc No
Nx
3 No
fc
Nx fc Nx
No
4 No fc
Nx
fc No
Nx
5 No fc Nx fc Nx
No
+
fc
比較回路
積分回路
0〔V〕
Vo
スイッチ(SW)
回路
a
SW
b
C
R
Vs
-
AOP
制御回路
クロックパルス
発生回路
出力
(デジタル信号)
カウンタ
Vx
入力電圧
(直流電圧)
+
−
選択肢
解説
結論 → 詳細 の 2 層構成
展開閉じる
解説
結論 → 詳細 の 2 層構成
詳細Layer 2展開閉じる
積分時間はクロック数を周波数で割るのでt₀=N₀/fc、tx=Nx/fc。Vx t₀=Vs txからVx=(Nx/N₀)Vs。
各選択肢の解説
- 1
A=N₀/fc、B=Nx/fc、C=Nx/N₀
正しい。積分時間はクロック数を周波数で割るのでt₀=N₀/fc、tx=Nx/fc。Vx t₀=Vs txからVx=(Nx/N₀)Vs。
- 2
A=N₀/fc、B=Nx/fc、C=N₀/Nx
誤り。時間A,Bは正しいが、Vx/VsはNx/N₀であって逆数ではない。
- 3
A=N₀/fc、B=Nx fc、C=Nx/N₀
誤り。B=Nx fcは秒ではなく単位が合わず、Nx/fcが正しい。
- 4
A=N₀ fc、B=Nx/fc、C=N₀/Nx
誤り。A=N₀ fcは時間にならず、Cの比も逆。
- 5
A=N₀ fc、B=Nx fc、C=Nx/N₀
誤り。A,Bはともに周波数で割る必要があり、fcを掛けない。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:公益財団法人日本無線協会 第一級陸上無線技術士試験 2026年1月 無線工学の基礎 A20(問題・正答)。解説は過去問AIが独自作成。図・数式語群は原典から切り出し。
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